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温度と圧力でカフェインを除去?その原理をご紹介

2020.07.27 スタッフブログ

学校では教えてくれない!?温度・圧力の関係について

 

みなさん、「物質の三態」というものをご存じですか?
理科の授業で一度は習ったことがある「固体」「液体」「気体」の三つの状態のことです。

実はすべての物質はこの三態をもっており、水の場合だと固体が氷、液体が水、気体が水蒸気となります。

では二酸化炭素はどうでしょう?
固体はドライアイス、液体は液化二酸化炭素(液化炭酸ガス)、気体は二酸化炭素(炭酸ガス)となります。

どんな物質も温度によって3つのいずれかの状態に当てはまりますが、実は温度だけでなく圧力も関係しているのです。

 

通常、私たちは1気圧(大気圧)の環境で生活しています。
1気圧とは、1cm2の面積に1kgの重さがのしかかる程度の圧力で、ちょうど親指の爪に1ℓのお水を乗せた感じのイメージです。

この1気圧の状態では、水の沸点は100℃となります。

しかし、富士山の上でお湯を沸かすと、温度が低くても沸騰するという話を聞いたことがありませんか?
これは気圧が関係しており、富士山の頂上の気圧は約0.65気圧のため、沸点が下がり88℃でお湯が沸くのです。
そのためご飯が半煮え状態になってしまうことも。

 

逆に圧力を上げるとどうなるでしょうか?

料理で圧力鍋を使う方もいるかと思いますが、これは沸騰させた水蒸気の力で中の圧力を高める器具です。
圧力鍋で中の圧力を2気圧まで上げることで、水の沸点は120℃に上がり、より短時間で材料を柔らかく調理することができます。

また、エスプレッソを淹れるマシンでも圧力をかけてコーヒーを抽出しています。

通常のドリップコーヒーでは1気圧・100℃のお湯を使って淹れていきますが、エスプレッソマシンでは9気圧もかけていくので、より濃厚なコーヒーエキスを短時間で一気に抽出することができます。

 

同じように、DECACOも温度と圧力をかけた二酸化炭素と水を使って、コーヒー生豆からカフェインを取り除いています。
超臨界二酸化炭素抽出法でカフェインを除去したDECACO、ぜひ一度お試しくださいね!