ブログ
これであなたもコーヒー通!コーヒーの歴史その1

コーヒーはどっからきたの?その起源は?
コーヒーの歴史を調べてみた その1
【コーヒーの歴史①】
現在、日常生活においてコーヒーは世界中で多くの人々に飲まれていますが、
そもそもコーヒーはいつ頃生まれたかご存知ですか?
歴史を辿ってみると、コーヒーは秘薬として登場し、様々な用途で人々の生活へと関わっきました。
コーヒーの起源について諸説ありますが、今回は有名な2説を2回に分けてご紹介します。
【アラビア、イエメンの僧オマール発見説】
時はさかのぼる事13世紀頃、人々から大変敬わられていたイエメンの僧オマールは、
ある日領主の誤解によって町を追放され、イエメンのオーザブ山に逃げ込みます。
そこでオマールは山中を彷徨い、食料もなく飢えていた時に、一羽の鳥が赤い木の実を口にしているのを発見しました。
オマールは、迷うことなくその赤い実を口にしました。
その実はお世辞にも美味しいと言えるものではありませんでしたが、不思議なことにしばらくすると飢えが癒され、さらに驚く事に疲れ切っていたオマールの体から疲労が消え気分が爽快になったのです。
一方その頃、オマールを追放した領主の町では、病気が猛威を振るい人々を苦しめていました。
地元の人々はオマールが町にいた時、彼の祈りによって多くの人々が助けられた事を思い出し、
すがるようにオマールを追ってオーザブ山に分け入り助けを求めました。
人々から町の惨状を聞かされた彼は深く悲しみ、町の人々のために祈りを捧げました。
そして、自分の体に不思議な力を与えてくれた赤い木の実の煮汁を人々に与えました。
すると多くの人々が、オマールに起こった奇跡と同じように、病からあっという間に回復しました。
人々は救われ、そして町は蘇り日常生活を取り戻したのです。
この事から、オマールは以前にもまして人々から崇められ、町に迎え入れられました。
この町とは後にコーヒーの積み出し港となり、コーヒー豆の名前で有名な「モカ」の町です。
そしてオマールは、この地名をとって「モカの守護聖人」と呼ばれるようになったといいます。
いかがでしたか。
「モカ」という言葉はよく耳にするかと思いますが、こういった背景を知るとコーヒーについてもっと知りたくなりますね!
こんなことも試してほしい!といったご要望、気になることや疑問はTwitterやInstagramにコメントをいただけたら、検証します。
もちろんHPのお問い合わせページでも可能です。
次回は、コーヒーの起源について有名なもう1説をご紹介します。
それではまた次回をお楽しみに!